コーチング事例
【不登校】小学校、中学校と二度の不登校から通信高校へ、休まず登校-感動のドラマ
【事例】息子さんが小学校の時から不登校気味、その後中学でもほとんど登校できない状況で、通信高校に進学。進学直後からの半年間のコーチング事例。
【悩み】40代女性「小学校から不登校だった息子が、通信高校に通えるのであろうか、また不登校を繰り返したらと不安で仕方ない」
息子さんは先天性の病気もあり、お母さんの家系からの遺伝ということがあり、ずっと息子さんへの罪悪感も持っていた。
不登校に対しても、カウンセラーさんを頼ったり、何とかしたいと頑張ってましたが、依頼したカウンセラーは、子どもを脅したり無理に学校に生かせるようなやり方であった。お母さんもそれに従って、息子さんに対して強引な対応をしていたことも悔やんでいらっしゃいました。
【プロセス】
Aさん(お母さん)の不安をなくすケアを中心に行いました。学校への行き渋りなどがみられると、どう対応して良いのか焦りや不安が出る。息子さんへの対応については日々LINE対応で、お話していきました。最初はかなりの頻度でやりとりをしていました。
最初の1ヶ月の相談時は日々の息子さんとの関係の困り事の相談が目立ちました。少しずつ、カウンセリングやLINEのやり取りで、Aさんの息子さんへの捉え方を息子さんの強みを活かす方向に変えていく。
息子さんの良い面にフォーカスできるようになると「うちの息子はすごいんです」という発言が目立ってきます。息子さん自身も活きいきしていきました。
最初は不安定でも休まず登校
その間のAさんの不安に寄り添い、息子さんの対応の支援をする事で、3ヶ月を過ぎた頃には息子さんは安定していきました。息子さんに親しい友達ができたあたりから息子さんも自信がついていきました。4ヶ月目からは、登校に対するAさんの不安はほとんどなくなり、息子さんの良い面がどんどん開花していきました。
不登校や引きこもり時には「Aさんは四六時中息子が心配」「息子さんはAさんに反抗しつつも、Aさんが頼り」という依存関係であった関係でした。Aさんの転職、息子さんが友達ができるなどから、程良い距離感が取れるようになっていきました。
学校行事をきっかけとして、自分で電車に乗って行動範囲を広げていきました。家族旅行では、息子さんだけ電車で海まで行き、車で海に向かった家族と合流す事もありました。自分で行動出来ることを家族に示したかったのと、家族と車で一緒に行くことが苦痛であったようで、自分なりの参加方法を考えたようです。そんな自由行動もAさんが受け入れる事で、息子さんのお母さんに対する反抗的なよそよそしい態度も減っていきます。
息子さんへの対応に自信がつく
息子さんへの対応への助言がなくても、Aさんが自分自身で対処できるようになり、だんだんとLINEでのやりとりは減っていきました。
Aさんは、今までの仕事に不満があり、もっとやりがいのある仕事に就きたいという事で、転職をして仕事が忙しくなリました。その事は、24時間息子さんの事が心配で息子さんの事ばかり考えていた生活から、気持ちを切り離す事ができてうまく作用しました。残りの2ヶ月は仕事が忙しく、セッションの間のLINEでのやりとりは時々確認する程度になりました。
息子さんの事が安定してくると、息子さんの悩みはなくなり、むしろ息子さんの活躍の報告の方が増えていきます。その間に娘さんの一時的な問題が少し、その他、ご主人との関係についての悩みの相談もありましたが、ちょっとした問題でした。他に問題が起こっても、息子さんへの捉え方や対応を応用して取り入れて、他の問題にも上手く自分で対処できるようになっていきました。
不登校だけでない、多方面での変化
息子さんの血友病は、Aさんの毎日の注射を必要としていて、血管注射をすることはお母さんにとって精神的負担になっていました。注射を失敗した時に息子さんに申し訳ない気持ちになることは、Aさんにとっても息子さんにとっても本当に辛いことっと想像できます。そんな思いがあった中で、事故が起こります。5ヶ月目に自転車事故で怪我をして病院に入院したことをきっかけに、病院で指導して頂き、自分で処置していく方向に導かれました。これはAさんの大きな負担を減らした大きなきっかけとなりました。
小学校からの不登校から、通信高校への進学、そして登校不安の解消、休まず学校に通学しました。息子さんの良い面を沢山発見し、Aさんの息子さんへの捉え方はすっかり変化。息子さんとクライアントが共に成長し、半年前では考えられないような状況になりました。
これは最後のセッションでの大きな神様のプレゼントですが、怪我をして病院に運ばれたことが良いきっかけになり、血友病の注射の処置の解決の入り口にも立つ事が出来ました。
パートナーシップも旦那さんに気を使って疲れていたのが対等の関係になりつつありました。地方のパートナーシップによくありますが、夫婦が対等の立場に立つことは、相当な変革なのです。
【クライアントさんの声】
半年間ありがとうございました。さやさんにお願いした半年間、私の中でも物凄い変化がありました。それはさやさんが丁寧にじっくり私に寄り添ってくれたからです。「私が何とかかしなくてもいい」は、私の中では大きな気づきでした。さやさんが導いてくれなかったら、いつまでも物事を複雑に考えていたと思います。
最初に目標にしていた「家族がそれぞれに自立する」に向かって進めています。本当にありがとうございます。このご縁に感謝です。
【2年後のクライアントさんの声】
【一人娘さんの不登校早期解決】
クライアントBさん
【事例】40代女性 小学校高学年の娘さんの不登校
【悩み】小学校高学年の娘さんが不登校で悩み、行ったり行かなかったりで不安。
【プロセス】
娘さんが不登校になり、少しは通学できるようになったのですが、不安定で心配。カウンセリングでは、娘さんのわがままや夫に関する吐き出しが多かった。最初の方のやりとりは娘さんが学校に行ったり、行かなかったりのBさんの不安を解消していきました。
娘さんは全く心配がないので、休んでも動揺せずに淡々としていることなどをチャットでやり取りし、2ヶ月目には通常通り、通学ができるようになりました。
Bさんの育った環境で辛かったこともあり、Bさん自身が抑圧を抱えていました。このコーチングでは、浅く扱い、お母さんとの関係も少し変化したようです。不登校の解消後はパートナーシップの相談が増えました。パートナーシップの解消は、環境を変えるか、捉え方を変えることでしたが、どちらも難しいということで終わりました。
Bさん自身のお母さんとの関係や過去の環境から、Bさんの娘さんへの深い愛情を感じました。
【クライアントさんの声】
すぐに子供の再登校でビックリでした。 登校後もまだ不安はありますが、その他の不安も都度向き合えるようになりました。アドバイスは頂いても自分に合ったことをして進むという自然体なコーチングが良かったです。
解決と言うより、自分がどうしたいかを引き出す方を一緒に伴侶してくれます。 どうしたらいいか分からないのも自分ですが、その次までも進める何かがあると思います。
【小学校低学年から不登校、通常通りに登校】
クライアントCさん
【事例】 40代女性 小学校1年性の娘さんの不登校
【悩み】娘さんが小学校1年生から不登校になり悩む
【プロセス】1ヶ月という短いプロセスのコーチングでしたが、私自身の息子の経験が活きて、短期間での解決になりました。娘さんが非常に優秀で学校に合わない、精神年齢の高い子はよくある事例です。娘さんには全く問題がないこと、娘さんの意向に添いながら、お母さんの希望も伝えていき、娘さんに寄り添っていくことで問題がなくなりました。同調主義を求める社会、一律な子どもに育てる学校からはみ出たとしても、ご両親が娘さんの個性を認め活かすことで、今後どんどん娘さんの才能が開花していくだろうと感じました。学校や社会に合わせると子どもが潰れてしまう例が沢山あります。かといって、子どもに学校を合わせるわけにはいきませんので、子どもが何が苦手で何に困っているのかを理解し、教師や学校と一緒になって協力して対応を考えていくことが大切ですね。
共依存気味で喧嘩ばかりのパートナーシップを健全な関係に
クライアントDさん
【事例】離婚歴があり、一人娘さんのいる40代のシングルマザーの Dさんのお付き合いしている男性が精神的に不安定で振り回されて悩む。
【悩み】お付き合いしている男性は同じ職場。Dさんの前の彼も同じ職場だったりと環境も良くなく、男性は精神的に不安定で病院にかかっている。彼は好きだが、毎日メンタルのアップダウンが激しく、振り回されてDさんは疲弊状態。このままお付き合いを続けられるのか?一緒に暮らしていた祖母が亡くなってから一人娘も不安定な状況で心配していた。
【プロセス】
Dさんは優しすぎて彼の言動に合わせてしまい、振り回される度に感情が揺れて大変だったのを、自分のこうしたい!やこれはやだ!などの自分はどうしたいの?の本当の気持ちに気づき、自分を守り、上手く伝えることで早期に彼とのコミュニケーションを改善していきました。娘さんも鬱傾向があると心配されていましたが、お母さんであるDさんが安定するのを投影して、娘さんの心配は、このコーチングを申し込んだ時点でほぼなくなっていた感じです。
セッションでは、彼とのお付き合いで苦しい気持ちをお聞きし、辛さを吐き出して頂きました。Dさんは素直な方で、アドバイスが効果的だったので、こんな時はどうしたらいい?について助言し、彼への捉え方を変えることを中心にお伝えしていきました。また同時に、自分はどうしたい?彼にどうして欲しい?という自分との対話を中心にしました。
トラブルになる時の彼の不安定な心理の分析や、彼の扱い方を伝えていきました。あっという間に彼の心理やそれに対する応答が上手になり、2ヶ月目には彼と良い距離感を掴め、どんどん良い方向に進んでいきました。
また、継続セッション中に、2つの環境変化がありました。Dさんの転勤と同時に娘さんの東京での一人暮らしです。
元彼のいた職場からDさんが離れることで彼のメンタルも安定しますし、娘さんはその頃にはほぼ安定していたので、全てがうまい具合に進んでいきました。
Dさんの引っ越しや娘さんの寮での一人暮らしも見届けることが出来ました。彼との土地的距離は離れましたが、近くにいる時は距離が近すぎたので、週末に一緒に過ごすくらいの方がDさんも安定しました。
全体を通して、かなり早い段階で彼との関係での疲弊は解決。セッションの間に大きな環境の変化があったものの、それは良い方向に向かうきっかけであリました。
セッションとセッションの間のチャットワークでの対話のやり取りがヒントになったことも大きく、東京で一人暮らしになった娘さんとも私との対話チャットを参考にコミュニケーションが改善し、更に仲良しになった様子でした。
「夫に悩まされ続け苦しい」から、家族仲良く、旦那さんと程良い距離に
クライアントEさん
【事例】夫婦関係の悩み。いくつかのところに相談はしたものの、状況は変わらず、子どものためにも離婚はしたくないが、苦しくて仕方ない。
【悩み】夫の問題行動などに悩まされて数年が経つ。夫婦関係のことを勉強したり、カウンセラーに相談したりして、夫の扱いも自分の行いも夫に気を使ってきたが、状況は変化しない。
【プロセス】クライエントの要望通りに夫を受け入れることはできなくても「家族を優先して、仲良くしていきたい」をゴールにしました。4カ月間の間に色々なことが起きましたが、4カ月目にはクライエントさんの肝が座ってきて、旦那さんのことを客観視できるようになり、自分のやりたい事に目を向けられるようになりました。夫婦関係の改善のために夫を変えることは難しいため、クライエントの捉え方を変えていくことで旦那さんの態度にも変化が見られました。クライエントのメンタルの土台が落ち着いてきた頃には未来コーチングも行い、子どもが独立した暁には、自分らしく生きていけるように今から準備をすることに力を入れていくことになりました。
離婚などは女性には経済的不利になることも多く、状況によってはできない事が多いため、旦那さんのことは上手く扱いながら「自分を生きる」方向に舵を切るコーチングが増えています。
旦那とは離婚!自由になりたい!
クライアントFさん
【事例】夫婦関係の悩みと、自分が何のために生きているのか分からない。夫とは価値観も合わず、支配的で不自由で自分らしくなくて苦しい。
【悩み】若い頃は恋愛も自由で、好き勝手に自由に生きてきたが、結婚を機に自分のこうしたいより周りに流されて生きるようになり10年。このままでは嫌だ!と思いながら経済的にも精神的にもなかなか自由に生きられない。
【プロセス】夫婦喧嘩が多く、「離婚」を声にすることも多かった。感情で人生の大きなことを決断するのはやめてもらい、冷静に物事を考えるように伝えた。結婚してから夫の経済的精神的支配下に入り、「出てけ」と言われても経済的に無理なため結局は夫に従うようなパワハラ要素のある生活をしていた。思考ばかりで過去をぐるぐる考える癖が抜けないので、マインドフルネスが有効だった。過去を考える時間を今に集中してもらうことで、だんだんと考え癖が外れていった。一方でコーチングも進めていったが、頭では「自由になりたい」「自分を生きたい」そう思っていても、思考が邪魔をして今までの習慣を変えて行動することは難しく難航した。スモールステップで行動し、夫からの支配の殻を破った自由な行動(本来ならちっとも悪くない行動です)をすることで、少しずつ変化していった。コース後も時々フォローすることで、ずっと興味があった習い事を習うチャンスが訪れ、私が「こうすれば上手くいく」と進めていた方向に舵を切り、一気に加速して「自分らしく生きる」世界にのめり込んで行きました。(コース半年後)
女性は腹が立ったときに、離婚を感情で決定しようとしてしまうことも多いですが、女性は経済的不利になることも多く、きちんと段取りして計画的に経済的な準備ができていない限りお勧めしていません。「離婚」を踏み切る前にまずは冷静になって、冷静になっても「離婚」しか考えられなくなったら、弁護士さんへの相談も含めて進めることをお勧めします。
離婚協議がなかなか進まない
クライアントNさん
【事例】ひどいパワハラを受け、夫婦で離婚に同意したが、財産分与などの離婚の協議が進まない。
【悩み】Nさんの方が圧倒的なパワハラ被害を受けているのに関わらず、夫の一方的な言い分で離婚協議が進まない。お願いしている弁護士もいい加減で、思ったように進まない。
【プロセス】まず、離婚してどうありたいかを対話し、ではそうなるためにはどのようにサポートしていけばいいのかを話しました。Nさんは今までの家庭環境や結婚生活で、自分の主張はせず、母親や夫の下に入り、言葉の暴力やパワハラがあっても相手が悪いことに気づいていませんでした。ですので、相手の主張をそのまま飲み込んでいました。仕事を進めない弁護士に対しても待ちの姿勢でした。どれだけ酷いことをされているかを認識し、弁護士にも自分の意見をしっかり主張して、望むゴールに近づくようにサポートしました。今は少しずつですが、離婚の協議が進んでいます。
離婚、フリーランスへの起業サポート、母親の過干渉でも悩む
クライアントHさん
【事例】起業支援、母親のの長年の過干渉でも悩む
【悩み】離婚落ち着かない中、離婚後は起業して心理支援をしたいということで起業サポート。過干渉の母親との関係でも長年頭を抱えていた。
【プロセス】離婚の裁判が解決に向かいつつも、まだ不安定で不安の中、起業サポートの相談でサポート。母親の過干渉にも頭を痛めていた。Hさんは大変自立した方で、過去も企業で大きな実績を出されてきた。産まれた時から共感覚や色んなことが見えたり分かってしまう鋭い感覚をお持ちで、感じやすく苦しい面があるが、それを仕事にしていけば、突き抜けること間違いないと感じました。
Hさんは沢山強みをお持ちの方で、どれを活かそうか話し合い、3つの柱で進んでいったらいいのはないかと考えました。起業で1番大変なのは集客ですが、Hさんは人脈のネタもお持ちでした。FBの人脈に告知し、Hさんのメンタルサポートに興味をお持ちの方がお客様になって下さり、最初からお金を得る流れを掴むことに成功しました。
力をお持ちのHさんだったので、そこまでの流れはたった3カ月でかなりの成功であったのではないかと振り返ります。
離婚での諸々のことも整理がつきつつあり、お母さんとの関係も縁を切るなどの提案も出ましたが、血縁関係は簡単にはい解決とはいかないので、そこに使っていた負のエネルギーを仕事に向けていくことで解消していきましょうと伝えました。
私の考えでは、親子兄弟などの血縁は、ドロドロした悩みはつきものだと考えていて、簡単に解決とはいかないものだと感じています。長い月日を経て、親のありがたみが分かったり、受け入れられたりします。時には自分の環境やメンタルを脅かす場合は縁を切る選択や距離を置くこともあっていいと思っています。焦らず、お互い全く違う価値観を持った人間であることを理解し、適度な距離感でいられるといいなと感じます。何かあった時に、結局頼るのは親だったり兄弟だったりすることもあります。
たった1回のコーチングで起業!その後も活躍!
クライアントIさん
【事例】たった1回の起業支援
【悩み】ネタや環境は整っており、いつ起業してもいい状態であったが、ITが苦手だったりで勇気が出ないでいた。
【プロセス】私の勉強のために誘ったコーチングであったが、1回目から起業に踏み込めない悩みを打ち明けてくれ、起業の後押しをした。誰かに背中を押してもらう必要があっただけで、彼女はできる、やれる強いエネルギーを持っていた。たった1回でその後の集客も順調で、彼女が思い描いていたように順調に講座を開催できている。今後の活躍が楽しみです。
人間関係の悩みを解消し、人と繋がり笑顔の私に
クライアントJさん
【事例】子どもとの関係、親との関係、夫婦関係、人間関係で人1倍気を使ってしまい疲れる。人と関わると、比較して僻んだり、羨ましく思ったり、自己否定してしまったり、素直に付き合えない。
【悩み】子どもとの関係もギクシャクし、嫌なところばかり目について叱ってしまう、その姿は母と重なり、そんな自分が大嫌いだ。人間関係も苦手で、人を妬んだり、逆に気を使いすぎたり、家庭では自分を犠牲にして自分を後回しにしてしまう。反面、自分勝手な自分もあって、自分を好きになれない。
【プロセス】初めてオンライン越しに、顔を合わせた時の印象は人に対して「疑い」「憎しみ」「悲しみ」「寂しさ」など複雑な感情をいっぱい持っていると感じました。目も時々合わせる程度で、俯き加減。こちらを見て話すときは不振気味な表情で言葉も辿々しい。人を信頼できないので、かなり自己防衛(自分を守るために大きく見せたり、嘘をついたり)してる様子でした。自分に対する自己否定(自分は馬鹿だからなどの発言)と人に対する疑いが強かったです。Jさんとは長い時間をかけて、信頼関係をコツコツ築いていきました。折角信頼関係が築けてきても、ちょっとした言葉の行き違いもあったりしました。あなたでも味方である、どんなことがあっても受け入れる姿勢を示し続けることで、信頼は深まりました。それはJさんのお子さんとの関係やお付き合いしている人間関係にも影響していきました。人間関係では、どんなに気をつけても、言葉やチャットでのやりとりに誤解は生まれます。そんな時にも、怒りの気持ちを出せる対等な関係(何でも言える)であることを前提として対話します。お子さんに限らず、他の人間関係に対してイライラするのは、他人に自分の中の嫌なところを見ていたり、自分のこうであるべきという価値観を他人にも当てはめていることから起こります。長女で母親を守ったり、祖母からしっかり育てられたため「こうでなければならぬ」などの縛りが多く、自分をがんじがらめに不自由にしています。心理を一緒に学び、対話会の参加なのも含め、自分を知る事で、弱みも強みもどっちもあっていい、これが自分でいいんだと受け入れていく事で、人と関わることが楽しくなっていき、笑顔が増え、どんどん明るくなりました。
当初のJさんとは別人ですが、実際に別人になった訳ではなく、表に出ていなかった部分は自分が認めていなかった自分です。自分と向き合い、自分の価値を認めた事で、Jさんの良さが内面から外側に出てきただけのことです。本来のJさんが発揮され、生きるのが楽になり、体が緩み、笑顔が溢れるようになりました。